嫁の立場向上委員会


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傑作!「ひとりごと」コレクション

■ちりめんさんの「ひとりごと」コレクション

ちりめん 一周年記念・・・・今日で、この【独り言】の部屋の住人にさせて頂いて1年になる。 自分の中で堂々巡りを繰り返してきた過去の二十数年間の、まとめみたいな一年。  気持ちを整理し、自分の考え方を変えようと決意し、言い聞かせ、開き直り・・・・結局、自分は自分でしかない・・・と言う当たり前の結論に辿り着いた。  どんなに考え方を変えようとしても、自分の中の【核】みたいなものは変えられない。 考え方を変えるのではなく、見方を変えるといったほうが良いのかもしれない。 相手を翻弄し、好きなように生きている同居人のほうが、私よりも、ず〜〜〜と自立していたのではないか? と。   此処から出て行くこともせず、かといって闘いもしなかった私は、当然の結果としての今を受け入れざるを得ない。 今日からは【出て行く】事を前提に生活を始めようと思う。  相手が変わらないのなら自分が変わるしかない・・・ということの意味を間違えていた。 考え方ではなく、意識の問題ではなく、 一緒に暮らすことしか考えていない相手には、自分から離れる・・・という事だったのだ。  古すぎる考え方しかしてこなかった私の、抵抗の始まり・・・・もう決して、こんなに長く生きてきたのに・・・なんて悔やみ事は言わない・・・と、決意表明。 2006/03/16 20:40

ちりめん 独り言・・・いつまでこの暮らしを続けるのだろう? トンネルなら、歩いていけば、いつかは出口に出られるかもしれないが、今の私は終わりのない迷路の中に入ってしまったよう。 躓いて、振り返って、決して見えてはこない終着点に、それを目指すことを諦めている。  遣り切れなかった、だから、不意に口に出てしまった。 「 この暮らしの意味が解らない、虚しい。」 目の前に夫がいるのを意識していなかった。 仕事場と家庭の境がない生活。 都合がいいようにみえるが、5秒とかからないところに公と私がある。 あちらとこちらの都合で、いいように振り回され、自分が間抜けで、バカで、どうしようもない出来損ないのように感じる。  こんなに全力で、突っ走っているのに、こんなに長い間生きてきたのに、という思いが私の中を駆巡る。  それぞれの思惑と違う結果を私が出せば、悉く反発する義妹。 ほんの些細なこと、台所の食器棚の食器の位置、鍋の置き場所、そんなばかばかしいことを、あなたから言われる筋合いはない。   そう思いながらも、心が悲鳴を上げている。  『あなたが正しいの?』 と口で言えない自分にも腹が立つ。 他人と自分を比較はしないはずだった。 こんな歳になってまで、自分の居場所を確認出来ない虚しさを、毎日感じなければならないことが悲しい。  私の生活が欲しい。私の自由になる空間が欲しい。 早くこんな暮らしから逃げ出したい。 あぁ、ちりめん 一体いつから、そしていつまで同じ事を言い続けるの?  周りが変わらないのなら、自分が変わるしかない。 けれど、自分の中身は決して変わることはない。 無理に考え方を変えてみたって、結局は振り出しに戻ってしまう。  状況を変えるしか方法がないのなら、出て行く・・しかないのか?   不意に出た言葉の行きつく先に、唖然としている。 2006/03/09 19:50

ちりめん 堪忍袋・・・・私の堪忍袋の大きさは、自慢できる・・・そう思っていた・・・・が、緒が切れた。  アーッタマに来た。 朝から、息つく暇のない電話の応対・・・その間にお婆様が忘れ物をした・・とかで、畑まで超特急(今必要なのかい?)。  お昼には、何とか麺がいる・・・「ちりめんがちょっと買い物に行ってくれれば・・・」 『・・・・・』(怒っている)  その後幾度となく、些細なことで呼びつけられる。   自宅での仕事は、仕事と思われない。 片手間にやっているとしか、思っていない。  夫のいない事務所は私がいないと動かない。  いつものことで、慣れているとはいえ、一体何をして稼ぎ、何のおかげで食べていると思っているのか?   こんなことではへこたれる私ではない。 が、ちょうど送ってきた商品の数が足りない、おまけに品質が悪すぎる、という事態が発生・・・・注意をしてもそこは共産圏の発言・・・「私のせいではない、〜〜が悪い、何とか、かんとか・・・」 『 WHAT ?』  そこから怒りが爆発した。  『 ボスを出せ、 話がある、  何? 英語がわからない? あんたが通訳するのよ。 解ってる? ちゃんと通訳しないと、後でわかるんだからね。 ごまかしたら承知しないわよ。』  間違っていようが、伝わっていなかろうが・・・捲くし立てた。 『一体何度同じことを繰り返すのよ・・・ もう一度送る、ったって期限が過ぎてキャンセルになったら、あんた責任取れる?  』 ・・・・ ごめんね。 いつもなら、もっと穏やかに苦情を言えたかもしれないけれど、  今日の私の堪忍袋は・・・破裂寸前だったのよ。  あなたに言うほど、お婆様に言えていたら・・・と思うと電話を切った後で・・・ちょっと後悔。  でも、怒るときに怒らないと・・・相手は変わらない・・・夕飯の準備の時刻になり、し残した仕事に後ろ髪を引かれながらも台所へ・・・お婆様に『 今日は・・・・』 と言おうとしたが、熱いうちに打たなきゃ、変形してしまう・・・タイミングよく堪忍袋の緒は・・切れてくれない。 2006/02/22 20:23

ちりめん 亭主のいない間・・・・欝になるのを回避するために、『行ってらっしゃい』 と空港で別れたその足で一目散にDVD ショップに駆け込んだ。   いとしのジャックの 【恋愛適齢期】・・・スクリーンでは既に見ていたが、特典映像を見たいがためのDVD・・ ジャックと監督との会話。  あぁ、この声だ〜〜ニマニマしながら、一日目は楽しく過ぎた。  日曜日、お昼過ぎまで、部屋でごろごろしていたけれど、これが欝の元凶となる。  やはり出てゆかねばなるまい。  で、2本目の 【ことの終わり】 を観、途中までは原作を読んでみようという気になっていたけれど、最後に、ヒロインがキスをしたら、子供の痣が消えた!?〜〜 一度死んだ恋人が生き返った・・のは、神様のせいではなく、彼女の錯覚・・・と信じて観ていた。 だから余計に彼女に共感したのに・・・  実際、神様の仕業か? と思うような出来事は世の中にいっぱいあるかも知れないけれど、そんなバカな・・・ファンタジーならいいけれど、で、原作はパス。  主題が何処にあれ、主張が何にせよ、自分では到底ありえないと思えるようなことを例えに出して、神を描かれると、拒否反応を起こしてしまう。  無神論者ではないけれど、神の存在を信じて疑わない西洋と、自分の違いを思い知る。 けれど、レイフ・ファインズとジュリアン・ムーアは・・美しい・・・・で、今日は月曜日、欝の最高潮になるはずが、たまりに溜まった仕事の為にそんな余裕がない。  まずは滑り出し・・・OK。   2006/02/20 13:31

ちりめん お客様  周りの人を羨むって気持ちはあまり起きないけれど、【独り言】で、ご主人のお客様が来てお泊り・・・を読んでいて、失ってきたものの一つだな・・・と。   結婚当初、新婚の我が家にはお客様が絶えなかった。 夫の同僚が深夜ぞろぞろ・・・夜食を食べ、雑魚寝。上司の方が子供を連れてきて、そのまま夕飯を一緒に食べたり、私の独身時代の友人が大挙して押しかけてきたり・・・もちろんお泊り。  週末に二人だけで過ごす事は、たまにしかなかったように記憶している。 楽しかったな、羨ましいな・・・と。     同居後は、友人が訪ねて来る事はなくなった。 自分たちに関係のない客に対しての、冷たさや、帰られた後のコメントに嫌気が差した。 お客様を【もてなす】 というのには、【心】がいる。 【心】があれば、食べ物が少なかったり、お布団が足りなかったりしても、充分こちらの【ホスピタリティ】は相手に伝わる。  義母の兄弟や亡き義父の兄弟が季節の節目にお客様でやってくる。 義弟の家族はもちろん、大切な義母のお客様。 旅館並みの料理やお酒を用意するのは当たり前の事。   最近は義母の姪が月に何度かやってくるが、【心】のない応対で、その場その場をしのいでいる。  私がこの家を決して【我が家】と言わない、思えない、理由の一つかもしれない。   2006/02/14 10:46

ちりめん メロドラマ効果     夫婦は、長い間一緒に暮らしていると、お互いが見えすぎて、お互いの持つ限界や、弱点を知り過ぎてしまう。  夢が実生活の中では、なかなか達成出来ない事も、年とともに、知ってくる。   思い描いていた生活と、現実の生活とのあまりにも大きな違いに、自分の感情を持て余すことも度々。 出会って恋して一緒になった頃のMr.パーフェクトの面影が薄れて、普通のオジサンとなる。 花を抱えて通って来てくれたのは、別人と思ってしまう。  自分もあの頃の初々しさはなく、一皿一皿の料理を相手のことを考えながらテーブルへ運んでいた女ではなくなっている。   解ってはいても悲しいもので、自分の姿を鏡に映すことをせず( というよりも、自分には自分の真実が見えない) 連れ合いにだけ理想像を求めてしまう。 いつの間にか、無償の愛どころか、大切にされるのは当たり前という、見返りを求めている自分に気づく。  自分を大切に生きようと思ったら、一緒に暮らしている連れ合いの【思い】も大切にしなければ、 ただの身勝手。  はぁ〜〜・・・メロドラマを観ただけで・・・・・・またしても理想を自分の中に描いている私がいる。  【我儘に生きる】と言ってはみても、自分の想いより周りの想いを優先してしまう・・・・夫婦という単位ではない生活を長くしていると、生活が先で、【思い】が置き去りにされてしまって来たのを、今更ながらに知る。 2006/02/06 10:33

ちりめん メロメロのメロドラマを観た。 当たり前のことだが、実生活とのギャップの大きさにうんざりしている。 実生活の中では、決してドラマの中のようなことは起こらない。 生活感がないから、美しく見える。  感情がピュアーに表現できる。   解ってはいても、夢のない生活を送っていると、こうも敏感に反応してしまうものなのか。 愛おしくてたまらない・・・という視線で見つめられたのは・・・ず〜〜と、ず〜〜〜っと、遠い昔。   喧嘩をしたり、意見のくい違いで私が譲らなかったりした時に夫が言った 「 憎たらしくて仕方がなくなると、君の幼稚園時代の写真を思い出すようにしている 」この言葉を思い出した・・・・そこまで遡るか・・・とは思うが、知らずに、相手に対して甘え切っていたり、胡坐をかいているのだろうな・・・と反省する。  生活の延長線上にお互いがいるのではなくて、二人の延長線上に生活がある・・・というのを忘れてしまっている。 帰ってきたら一度奴の顔をジーと見てみよう。 たぶん熱でもあるんじゃないか?と訝しがるだろう・・・あくせくしすぎたな、大切なものを失うところだったな・・・たまには、メロドラマもいいもんだ・・・ 2006/01/27 13:29

ちりめん 急に出張!? チケットを用意して、着替えを入れて・・・事態が把握出来ると、、、2月でも良かったな・・・などと言いながらも夫が行ってしまって一週間。   が、  ちっとも 「 留守の気楽さ 」 になれない。  ないものねだり・・・とは、私の今の状態を言うのだろうな。 お金の苦労か、家族の苦労か・・・どちらかひとつにして欲しい。  というのは、長年の夫への【要望】 だけれど、どちらも解決しないまま、50を越した。 これから先、どんな生き方が出来るのだろうか?  それを考えたら、 夜一人で部屋に入っていくのが・・・なんだか薄ら寒くなって、未だ欝の儘。  夜の11時に【友】に電話した。  「こんな時間にかけてくるのは、あなたしかいない」 と言いながら2時間もの間、笑ったり、歌ったりしていたが、 『 何もしたくないのよ、こんなので、これから生きていけるかどうか、自信がないのよ、 このまま年取っていくなんて、耐えられない・・・今朝から、私がしたことって何だと思う? 洗濯物を干したのと、食事を作っただけよ・・』  「ちりめん、あなた、それ更年期障害よ、 自律神経よ、」友に言わせると更年期の真っ只中にいるらしい。 「何もしないで、寝なさい。 何もしないのが一番よ、 ちょっとしたことが不安になったり、悲しくなったりするでしょ? 更年期よ、更年期!」・・・・何だ、更年期か・・・・でも、もうちょっと前も更年期のはずだった。  「1年以上続くことだってあるのよ」 『 ひょへッ』 子宮癌3の段階の彼女は、3ヶ月ごとの検診に通っている。 「すっかり専門家になっちゃった」 らしい。  目の周りのボーっとした感覚がなくなり、マニュアル本もすんなり頭に入ってくる時が来るらしい。  もうしばらくすると、やる気がでてくるらしい。 ・・・・メロドラマのDVD でも借りてこよ。  2006/01/26 12:44

ちりめん 旦那が帰ってきて、思いのたけをぶつけた。  そうしたら・・・バカだと言われた。 人間なのだから、完全なんて求めるほうが不遜なのだ・・・と。 仕事なんてのは、嫌になったり、怠けたりしながら、していくものなのだと、コテンパテンに言われた。 自堕落になった自分を嘆くことも不遜と一喝された。  生きていくうえで完璧を求めたら、相手も自分も疲れてしまう・・と。 自分はそんな(自堕落で、怠け者の)人間ではない・・という意識があるからだろう?  と痛いところを衝かれた。 で、もう少し、我侭に生きてもいいのじゃないか? と。  そうなのだ。昨年、この委員会に出会った私は、変わった・・と思う。 理想像を描いて、近づこうとして、自分を殺して生きてきて、ボロボロだった私だが、 嫌という事を、口に出して言うことを覚えた。  相手の思惑を考えないで、行動することが出来るようになった。 気持ちの中に「思いやり」 がある・・その自信があれば、少々の我侭は許される、否、許されるのではなく、自分が許す。  夫が私に我侭に生きろ・・・そう言ってくれた事も、うれしかった。 一度自分が嫌だと思う事をやらないで、状況を見てみるのも、【手】だという事。  そのせいで、周りがどんな反応をするだろうか? と、じっくり観察してみるのも【手】 なのだ。 するべき事をやらなかったとしても、相手は、こちらが考えている程考えてはいない、自分の都合だけを考えている。 こうあるべき・・・と自分が描いている姿に縛られすぎては、いつかは、壊れてしまう。 仕事を【嫁】 に置き換えてみて、いかに私が、良い嫁を演じようとしていたのか、それを認めさせたかったのかが、  今わかる。  今年も去年と同じ日々の繰り返しが続く。 しなやかにしたたかに、我儘の言える・・・女を目指したい。 2006/01/10 00:00

自分がどんな人間に周りから見られているかは構わない私だが、自分自身がどう今の自分を評価するだろうか?と考えたら、落ち込んでしまった。  夫が不在のときは特に考える時間が有り余るほどある。 束縛の無い時間が出来るため、自堕落にもなる。  極力仕事を先延ばしにしてしまう。 今日やれることでも、明日でも出来ると、PC を閉じてしまう。 更年期はもう過ぎたと思っていたのに、やれるはずの事をやらないで、夜遅くまで、本を読み耽ったり、音楽を聴いていたり、こんなことをしていたら自信がなくなる・・・そう思いながらも、思考や身体が仕事への拒絶反応を起こす。  夫が持ちこんだ仕事は、お金は生むが、達成感を与えてくれない。 我侭で贅沢だけれど、疲れる。 先に進もうという気が起きない。 仕事を追いかける気にならない。 新しいことへの興味も、挑戦しようという気までも失くしてしまっている。  だんな様。早く帰ってきて、私の【ケツ】を蹴っ飛ばしてやってください。  そう思って又落ち込んだ、 人に蹴っ飛ばされないと、やれないのか 私は?   と此処まで書いてお気に入りの部屋を徘徊していたら・・・潔く自分を100パーセント出し切ってみたい・・・と私よりずいぶんと若い方の言葉に出会った。     そうだよね  あれもこれも自分だもの、自分の事を好きでいるために・・・ 仕事のせいではありません。 自堕落の言い訳はやめます。 これが私です。 2005/12/24 22:58

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